今日は待ちにまった魔術堂の取材、何度かメールのやりとりをしてこの日がやって参りました。
今宵は林さんと都内某所にあるというMISA様の邸宅に伺うわけですがMISA様というのは魔術堂のシンボルというべき可愛いらしい人形・・・
林さん曰く「ただのお人形さんではないですよ、だって魔術堂のホームページでも言ってるでしょ魔術堂は彼女がやってるんだよ」という
※魔術堂HP参照・・・自己紹介が遅れましたがわたくしはスピ・マザの管理人宮堂と申します。

魔術堂~魔女の人形・MISA様~
前半の話の対象は、個人のトランスに入った時のイメージで、林さんの催眠誘導による凝視法などです。
まずは林さんと待ち合わせ
今回はシックな黒を纏った林さん
林:「さて、今夜は満月だし何かおこりそうですね・・・」
宮堂:「無事帰ってこられる事を祈るだけです・・・」
「では、行きましょう」
着いた先は住宅街の更に奥に入ったところ、草樹が颯爽と生茂り丘になっていて街灯がそこでなくなりまだ先に行くという・・・さらに歩くこと数分、私にはもう30分も40分も歩いている様に感じた。綺麗な満月でそう暗くはないがもう初夏だというのに肌寒く、黒を纏った林さんを見失わぬよう先を歩く彼に遅れを獲らぬよう私も無言で歩く・・・木々の間から灯りがみえてくる・・・
林:「彼女の家だね」
宮堂:「着きましたね」
決して大きくないが古城のような館は中世の貴族家を思い浮かせる、異世界というよりも昔からある古きよき今も残された城のような感じで、魔術というのは古(いにしえ)より現在も密かに存在し得たのは確かだという事が窺える。

タルクィニアの聖母
1437年 Fra Filippo Lippi
魔術堂の屋敷へ
中庭へつづく門に差掛かると屋敷の入口で男性が立っている、私たちを待っていてくれたようだ。
男性:「林様、宮堂様でございますね、お待ちしてました」
屋敷の中に入り私たちは居間に通されると中世ヨーロッパを思わせるインテリアの数々、一画には魔術の儀式に使われると思う数々のお道具が置かれている、林さんの目がさらに輝く。
「ようこそいらっしゃいました、林様、宮堂様」
細身で色白の女性が居間へ入ってきたMISA様だ。
挨拶をして名刺を渡すがなにも言わず笑顔で名刺を受け取るソファーに座りさっそく私が今日の取材の趣旨をお話しするが窓に大きく浮かんだ月をみつめたまま沈黙の彼女、林さんもそんな彼女をみつめ無言でいる、もうMISA様と林さんの中では会話が始まっているようだった。。。
なにかを悟ったようにMISA様。。。
MISA様:「林様は、そうだったんですね」
林:「近からず遠からず(笑)」
なにを謂わんとしているのか、言葉の往来を皮切りに、さっそく魔術について幾つかの考えを聞いてみる。

Maga Circe (Maga Melissa)
1523年頃 Dosso Dossi
MISA様:「この世の中には愛が不可欠です、男女の愛も、親と子の愛も、無条件でなければいけないもの・・・しかし無条件では愛せなくなってしまう、相手を縛り永遠のものとしようとしたり、恨むことで愛を維持しようとする・・・
少なくともみなさんは相手が離れようとしたとき心でそれを唱えたり、時には行動で示したり言動を発して相手を縛り付けます。
それで維持できる事もあるけれど、それらも魔術であり呪文を唱えているのと違わないこと、魂を発した事で失われる心もあります。可能だけれども魔術とは『契約』です。「こうして欲しい、こうなればいい」そして自分の想いが叶ったら、叶ったぶん失うものも在ります、他の重荷(リスク)を背負ってしまう事にもなるのです。
私も以前はそうでした、とても大切な人を守りたいがゆえ願いを叶えるために自分に課せられたものを背負い今こうしているのです。それも自らが望んだ事だから仕方のない事ですけどね」
そう言うとMISA様は最後に微笑んだ、とても悲しそうに...

我が子を喰らうサトゥルヌス
1635-1638年 Peter Paul Rubens
林:「永遠じゃないからこそ皆、必死になり愛する人を引き止めようとするし、愛する人が危険なとき代わってあげたいと思う・・・そんな事できるのは人間だからじゃないですかMISA様」
MISA様:「そうですね、林様・・・そしてリスクを承知で契約する場合もありますね」
林:「なかには愛する事を忘れ、親が子を殺め、子が親を罵倒したり傷つけたり、自分の思うようにいかないからと他人を殺めたり」
MISA様:「欲しがるですか?」
林:「ものを欲する、お金、名誉、さらには何も気づかず自由を欲する人もいます、今の自分の状況も自分で招いたにも拘らず嘆く人も多い、愛は与える喜びでも在り、欲することは自己愛、自分の思い通りにならないのは当然でそれでも自己を愛し続けるか、それに気づいてる人に愛されれば次の段階の「幸せ」が何なのかに目を向け気づく事も容易ではないでしょうが・・・無気力、無感動、創造性の欠如、予想外の「なんで?」が違う方に行ってしまうんでしょうね。」
MISA様:「なんか暗い話題から入ってしまいましたね、林様のお顔をみたらなんだか聞いていただきたくて・・・」
林:「未来を語るのにはどんな過去であろうと知っておくのが私の役目ですから。MISA様は愛を与えられる方です。」
MISA様:「わたくしの事を慰めてくれてるのですか?」
魔術とは契約・・・そんな言葉が印象に残った・・・魔術とはあたかも特別な能力だと思いがちだが誰にでもある念を飛ばすことに近いような気がするそれはだれでもできる事だ、だがそれも自分に跳ね返ってしまうという事で、それを知って受ければいいが知らずに浴びているのが殆どだと思う。。。魔術にしても「天使との契約」は徳をつむことで許されるかもしれないが「悪魔との契約」はどうなるのだろう。。。契約を無視したり使い方を誤まると魂ごと持っていかれるのかも知れません・・・もし悪意を持ってその想いの塊(かたまり)を投げつけたならそれに相当するものが還ってくる・・・自分がしたことの報いは、自分自身が受ける自業自得という言葉が浮かんでくる。
そして、MISA様がなにを伝えたかったのか、後日あらためて知る事になる。(後半)
タリスマン・オブ・ビーナス(金星の護符)
恋愛系魔術(異性を虜する、愛のポアゾン)
蝋燭を4本 正方形の黒色の布きれ タリスマン(金星の護符) 水晶ポイント異性の写真
ヴードゥー魔術呪文
満月の夜、深夜0:00に人の目が無い場所で月明かりを受けながらで蝋燭、4本を正方形の角に立てます。正方形に立てた蝋燭の中心に黒色の布を敷きその上にタリスマン(金星の護符)おきます。クリスタルポイントの鋭利な先端を満月に向けながら呪文を唱えます。
次にタリスマンの上に右回りの渦巻きをクリスタルポイントの先端が中心に向かうように三回続けて渦巻きを描きます。クリスタルポイントを使って3回目の渦巻きを描いたときクリスタルの先端をタリスマンの中心を向けながら呪文を唱えます。
呪文を唱えた後で満月を見つめながら貴方が好意を寄せている相手の名前を三回唱えます。そしてクリスタルポイントをタリスマンの上で左回りに3回します。呪文を唱えます。
次にイメージしてください。

好意を寄せている異性の胸が淡いピンク色の光のエネルギーにどんどん染まっていき最後には全身がその光で包まれることをイメージしてください。タリスマンを見つめながら呪文を唱えます。
クリスタルポイントをタリスマンに向けてクリスタルの先端から淡い炎のような光がタリスマンに充填されるところイメージしてください。光が充填したあと次の呪文を唱えます。
呪文を唱えたあと貴方が相手を抱きしめているところをイメージしてください。クリスタルを貴方の頭上で右回りに3回まわします。すると螺旋の光のピンク色の光は頭の上から貴方のハートに向かって降り注いできます。光で満たされたら、もう一度二人で抱き合う姿をイメージしてください。しっかりとイメージしたあと呪文を唱えます。
写真をタリスマンの上に置き、呪文を唱えます。
これで貴方の願いは叶うはずです。
「お二人のために、お二人の愛の深さに共鳴する者達が集まってくる事でしょう。
そしてなによりも愛することの素晴らしさとかけがえのなさを知ることが、今は数人だとしても
やがては多くの者達が動かす大きな力となって、大勢の人々が救われる事でしょう・・・」
「母なる愛を感じ人々に幸福をもたらすことを祈ります。」
MISA様の心温かい言葉に感謝しながら、私たちは魔術堂を後にした・・・
目が覚めたとき、林さんがペットボトルのお茶を差出してくれた。何時間ぐらいここでこうしていたんだろう?、もう明方近くだと分かった。
宮堂:「林さん、本当に在ったんですか?・・・」
林:「観得る人には観え、観得ない人には観得ないところなんですよ。
彼女が招いてくれなければ行き着けない場所、それが今日行ったところ、彼女が存在する魔術堂です・・・」
この人は何者だ?人に夢見せてたんかい!と思いつつ一体どうしたらこんな事が起きるのか説明つかないまま来た道をゆっくり歩いた・・・
果たしてそれはどこに在ったのか、あるいは夢なのかは、解らない・・・魔術堂自体は人が運営しネットの世界に存在しているが異次元だとしても『魔術堂』の存在し得るこの事実だけは確かだ。
そして後日、林さんからメールが来ました。
内容はここ数日間、MISA様と交信していたらしく自分の心に秘めていた想いを語ってくれたらしいので掲載します・・・
これはMISA様の希望でもあるのでリーディング結果の掲載をお願いします。
私が目を瞑るとMISA様が何度も目を開けてこちらの様子を伺います。
今もMISA様の視線を感じました。息を潜めて静かにしていると心臓の鼓動までもはっきりと聞こえてきます。
私はMISA様の目を見つめながら話しかけました。すると小さな声が微かに聞こえます。
数回話かけると徐々に声が大きくなりその声が幼い女の子の声だということがわかりました。
なぜMISA様の中にいるのか優しく問いかけました。
MISA様は水子の霊の言葉を代弁するように涙を流しながら女の子の生い立ちをゆっくりと話し出しました。
彼女が母親の身体に宿ったとき、すでに母親の身体は病魔に侵されていました。
母親は自分の命と引き換えに女の子の命を守ろうとしていました。
どうしても産みたい、産んでこの子だけは救いたい・・・そんな想いでいるのが分かります
しかし医師と父親は母親の命を救う治療ため、お腹の中の子の命より母親の命を選ぶ事にしたみたいです。
女の子はいつもお腹の中で優しい母親の言葉を聴いて育ちました。
誰より彼女は母親を愛していました。
自分を誰より愛してくれる母親の命を救うため医師が彼女を処置する前に命を絶つことを決め、生まれ出る4ヶ月前に自ら命を絶ちました。
その瞬間、温かい母親のお腹の中から冷たくて暗い場所にいきなり放り出されてしまいました。
その場所にじっとしていると恐怖感と孤独感が彼女を襲い彼女は寂しくて怖くて母親が恋しくて涙を流しながら叫び続けました。
「お母さん、お母さん、暗いよ、寒いよ、冷たいよ、助けて、お母さん・・・見つけてお願いお母さん、お母さん」
優しい母親の姿を追うように暗闇の出口を探し続けました。
彼女が2歳を迎えたときやっと遠くの方に一筋の光がみえ大好きな母親に会えたと思いひかりの方向にむかって進んでいきました。
しかしそこには母親がいない世界でした。
月日は流れ、彼女が五歳の誕生日を向えたとき偶然にMISA様に出会ったそうです。
MISA様を見た瞬間、自分の本当の体をやっと見つけたと思いました。
あまりの嬉しさに大喜びでMISA様と一つになったそうです。
MISA様そのものになって魔術堂のサイトのトップページに自分が出てきた時のことを語ってくれました。
ネットを通して自分が世界の注目浴びていることがとても嬉しいそうです。
やっと自分の存在を認めてもらえたことに感謝してサイトの管理人をMISA様と過ごせるあと5年間、魔術の力で守護するそうです。
怖いなかにも女の子らしい波動を感じます。
闇に浮かび上がる不可思議な青光のオーラを放す、MISA様のリーディングで解かったのは、こんな事実です・・・
一見どこにでもあるような可愛い人形ですが、人形でも心を持つことが在ります。
林 成敏


魔術堂さんが協力している7月31から~8月12日まで行われてた『魔術展』に行って参りました。
場所は:銀座にある『ヴァニラ画廊』さんです。
この日の午後2時、魔術堂の店長さんから、ぜひ魔術展も観に来て下さいと言われておりまして林さんと都合が合いませんでしたので私一人で銀座にある『ヴァニラ画廊』へ行って参りました。
まず、お店に入りましたら女性スタッフが出迎えてくれて、魔術堂さんの方から取材の許可を得て撮影に来ました、と伝えると快く応じてくれまして撮影をしながら展示品の説明や絵画のアーティストさんなどの説明をして頂きました。



独特のオーラを醸しだす作品から~不思議な雰囲気で想像の域でなお身震いするような作品まで、さまざまな展示品の中に古(いにしえ)の魔術を伝える書物などがショーケースに展示されておりました。その中身は残念ながら許可戴けませんでしたが相当なモノと窺えました。
開催後にお話をお伺いしましたところ開催中に行われました講演や魔術儀式実演には、沢山の方にお越し頂き立見ができるほどの盛況ぶりだったそうです。
そしてなによりも、展示会場にMISA様が来ていた事です。
私は心の中で
「MISA様こんにちは、この間はお招き戴きありがとうございました」
と挨拶をしましたが、私の言葉に応えてくれる訳もなく優しく微笑んだまま一枚写真を撮らせていただき店を出ました。
ドアを閉め腕時計をみると2:56分
私は遅い昼食を銀座でとり帰宅しました。家に着いたのは16:40
そして家に着き何気なく私の自動巻きで動く腕時計に目をやると2:56分で止まったままでした。
店を出る時点でもう午後3時は回っていたのでしょう・・・きっとMISA様なりの意思表示で私への挨拶だったのかも知れません・・・
魔術堂様・ヴァニラ画廊様のご協力に感謝いたします。



