東本願寺(京都)

パワースポットめぐり -京都 東本願寺-
静寂を守る大柱が語るもの
浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」
御影堂には宗祖・親鸞(しんらん)聖人の御真影
阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置
言わずと知れた京都を訪れる観光名所の1つ。
とくにノープランで観光に訪れた人が、駅から徒歩で行ける地図を広げて「まずはここから」というアクセス容易な京都の名所
今回、なぜここをご紹介したかと云いますと、よく知られている場所なので迷いましたが、ちょっとした意図することがございましたのでご紹介いたします。
色即是空!
京都出張で訪れたのが、まだまだ京都でいう底冷えの時期。
宗祖・親鸞(しんらん)聖人750回目の法要前の式典がある36日前の2月。
その式典のための化粧直しというか本堂は本格的な改築工事中でした。
東本願寺も西本願寺も元々は浄土真宗の総本山。
1592年(天正20年)、本願寺十一世法主・本願寺顕如(けんにょ)は、長男・教如(きょうにょ)が十二世法主になっているのにもかかわらず、豊臣秀吉の支持を受けた三男・准如(じゅんにょ)を跡継ぎとする。

遺言に従って教如は隠居しましたが、1602年(慶長7年)、教如は徳川家康から京都に寺地をもらい、これが東本願寺(真宗大谷派)と言われます。これに対して三男・准如が継いだほうは西本願寺(浄土真宗本願寺派)です。
と歴史の書などに記されているものを簡単にまとめるとこんな感じです。
単純に云えば宗教・宗派の分裂です(笑)。
位の高い方たちが権力の盾にもっとも俗人間っぽいことをした現れです。
では、なぜこんなところをパワースポット取材したのか?・・・と問われそうですが、そんな方たちに聞いてみたいのですが。
本堂に入ったことはありますか?
また、そこへ行ってなにを感じましたか?
ご本尊をはじめ、そこを支えている大柱となる木に直接触れたことは有りますか?
煌びやかな飾りや仏像よりも、私が取り上げたかったのは本堂を支え続ける大柱なのです。
樹齢幾年か判りませんが大柱は、人間のすること全て見ているかのようにじっと、そして静寂を守り、支え続けています。
これって皆様のいうアレではないでしょうか?ここは仏門ですからなんですが・・・
色即是空というやつでしょうか・・・歴史を読んでも、やれ徳川の立場、豊臣の立場と、それを意味づけるための象徴に過ぎないことと、親鸞の長男が三男がどれほどの僧侶で、どんなに位が高かろうと人間であることは変わりません。地位が高いとか、権力があるとかって、それこそ人間っぽい表れですよね。
有り難いお経もなぜ唱えられたか、人間ゆえの冒した所業そのままの表われであり、悔い改めなさい。もっと無になりなさい。ということのはずなのに、やってしまったんですね、表向き思想の違いということの嫉みや恨み^^。南無~(-人-)
宗祖・親鸞聖人はすごい人なのかも知れませんが、そのあとの人間の欲と権力に翻弄された、頂けないストーリーなだけに、親鸞聖人も我が子たちを憐れむかの如く見守っていたのではないでしょうか・・・
木は呼吸してます。
そんな想いも吸収し大柱に宿り、それを私は感じとったのかも知れません。
ここは宗派の方たちによって、自分たちの守ってきたものの象徴とし、素晴らしい状態で維持され、守り続けられているわけです。
京都は大都市です。宗派の主張があるからこそ、そこに在り続けられるのかも知れません。でなければここにはビルが建ち、本堂も片隅に追いやられていたのではないでしょうか。
館内は撮影禁止ですので撮ることはできませんが、あの大柱たちからはまだ根を生やし空高く伸びているかのような大樹のパワーを感じます。でも、べたべたと触っては警備員の人にマークされるかも知れませんので(笑)、程々にまたあの大柱に触れ、大樹のパワーを感じてきたいと思います。
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